【新唐人2010年6月2日付ニュース】湖南省の南に位置する永州市のある村で、4月12日、3歳の女の子が手足口病で死亡。医者の誤診が原因でした。母親の曽(そう)さんは、「実際の死亡者数の半分しか発表しないなど、政府は情報隠しをしている」と声を強めます。
曽さんによれば、地元では手足口病が大流行。しかし、死亡者の半数は隠蔽されています。曽さんの娘もその内の一人です。
手足口病で娘を亡くした 曽艶飛
「地元の多くの病院には呼吸器がなく、治療不可能です。当局は隠していますが、百名近く亡くなっています」
また、政府の情報隠しが医者の誤診を呼び、多くの子供が亡くなった、と声を強めます。
手足口病で娘を亡くした 曽艶飛
「誤診で死んだ子は私の子と同じで、嘔吐や発熱で発疹はありません。入院後、肺水腫になり、助かりません。4月からですが、放置されています」
曽さんの訴えに対し、地元のトップは回答を避けます。
永州市冷水滩区・副区長
「具体的なことは存じません」
4月10日と11日、熱が出た曽さんのお嬢さんは、病院で受診。呼吸道感染と診断されました。しかし、その翌日、突如病状が悪化し、ようやく手足口病と診断されましたが、もう手遅れでした。
新唐人記者がお送りしました。